- Lyrics
- Album list
鏡五郎
-
沓掛道中
鏡五郎・佐野文香
Lyricist:木下龍太郎 Composer:山崎剛昭
擦れて痛むか 草鞋の紐が 旅はつらかろ 女には 世話をかけます 浮き世の縁で 足手まといの 母子(おやこ)連れ 夫婦もどきの 旅姿 お絹 沓掛 時次郎
「渡世の義理とは言え お絹さん 私(あっし)は ご亭主をこの手に掛けてしまいやした。 償い切れねぇ罪ほろぼしの真似事に お内儀(かみ)さんと太郎吉坊は 沓掛の時次郎 この身に代えて一生面倒見させていただきやす。」
好いちゃいけない 亭主の仇 Find more lyrics at ※ Mojim.com 憎みながらも 恋ごころ 惚れちゃならない 罪ほろぼしが せめてこの世で 済むまでは けむり三筋の 浅間山 影も三っつの 中山道
「私が弱いばっかりに……薬代のために時次郎さんを やくざ出入りの助っ人に行かせてしまった。 二度と刀は持たないと心に決めて足を洗った方なのに。 私たち母子(おやこ)のために いいえ このお絹のために戻ってください時次郎さん…」
一度限りさ 一度は捨てた 長脇差(ドス)を抱いての 助っ人は 生きて戻って 私のために たとえ手傷を 受けるとも いつか心は 固結び お絹 沓掛 時次郎
-
|